顎の下を指先で触れてザラザラの状態をチェックする女性
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スキンケアコラム

顎の下のザラザラ、スキンケアはどうする?洗い方・保湿・受診の目安

ふと顎の下を触ったら、ザラッとした感触。顔ほど鏡で見ない場所だけに、「角栓?ちゃんと洗えていないのかな」と気になってしまったこと、ありませんか?

この記事では、ザラザラの状態の見分け方から、毎日のケアの変え方までをまとめました。結論は、こすらない洗顔と顎の下までの保湿が基本。スクラブを足す前に、乾燥・ぶつぶつ・赤みの有無をチェックするのがコツです。

この記事でわかること

  • 顎の下のザラザラは角栓?乾燥?どう見分けるの?
  • 顎の下は、どんな手順でこすらず洗えばいい?
  • 保湿アイテムは何を基準に選べばいい?
  • スクラブやピーリングで取ってもいいの?
  • 皮膚科に相談したほうがいいのはどんなとき?

顎の下のザラザラ、スキンケアはどうすればいい?まずは結論から

結論から言うと、顎の下のザラザラは、こすらない洗顔と洗顔後の保湿を基本にし、肌の状態に合わせてケアを分けるのがおすすめです。

ザラザラの正体は、触った感触だけでは見分けがつきません。乾燥による粉ふきのこともあれば、毛穴に皮脂がたまった面皰(めんぽう)のこともあります。赤みやかゆみを伴うなら、化粧品などの刺激が関係している可能性もあります。

だからこそ、最初にやるのは「何かを足す」より「こする・削る」を減らすこと。スクラブを足す前に、洗い方と保湿の範囲を見直すのが近道です。

「ザラザラ=角栓」は思い込みかも

顎の下がザラつくと、「洗い残しの角栓かな」と考えがちですよね。でも、乾燥肌でもざらつきや粉ふき、かゆみが出ることがあります。角栓だと決めて削るケアを重ねると、乾燥した肌には負担になることも。

面皰とは、毛穴に皮脂がたまってできる、にきびの初期段階のことです。毛穴の先が閉じたものを白にきび、開いたものを黒にきびと呼びます。小さなぶつぶつを見ただけでは言い切れないので、ほかのサインと合わせて見極めるのがコツです。

迷ったらこの順番で見直して

やることはシンプルです。まず洗顔でこすらないこと、次に洗顔後の保湿を顎の下まで広げること。そのうえで、赤みやかゆみ、増えていくぶつぶつがないかをチェックします。

赤みやかゆみがある場合は、最近変えた化粧品を振り返るのが先。ぶつぶつが赤く腫れて増えてきたら、自己流で取らずに皮膚科へ相談する流れです。次の章で、状態ごとの見分け方を詳しく見ていきましょう。

洗顔後に柔らかいタオルで顎の下を押さえて水けを取る様子

顎の下がザラザラする原因は?感触と見た目でチェック

顎の下のザラザラは、乾燥、毛穴に皮脂がたまる面皰、化粧品などによる刺激が候補で、粉ふき・ぶつぶつ・赤みの有無が見分けの手がかりです。

鏡で顎の下を見るときは、顔を少し上に向けるとチェックしやすくなります。指先で軽く触れて、感触と見た目をセットで確かめてみてくださいね。当てはまる状態が複数あるときは、刺激を減らすケアを優先しましょう。

カサつき・粉ふきがあるなら乾燥も候補

表面が白っぽく粉をふく、洗顔後につっぱる。そんなときは、乾燥がザラつきに関係しているかもしれません。乾燥肌では、ざらつきや粉ふき、かゆみがみられます。洗いすぎを見直し、保湿を顎の下まで広げましょう。

白や黒の小さなぶつぶつは面皰のことも

毛穴の位置に白っぽい点や黒い点がある場合は、面皰の可能性があります。この場合も、爪で押し出すのはストップ。こすらない洗顔に加えて、保湿アイテム選びも見直しポイントになります。

赤み・かゆみ・ヒリつきは刺激のサイン

接触皮膚炎とは、肌に触れたものの刺激やアレルギーで起こる皮膚炎のことです。乾燥、赤み、かゆみ、ヒリヒリする感じなどが出ます。最近使い始めた化粧品や、使った直後に反応が出るものがないか振り返ってみてください。

原因と思われるものを避けるのが、対処の基本です。この状態でザラつきを削ろうとして角質ケアを足すのは控えましょう。

顎の下の毛を剃っているなら剃り方もチェック

顎の下のうぶ毛をカミソリで処理している人は、剃り方も見直しポイントです。毛流れに沿って剃ることは、剃ったあとのぶつぶつや刺激を防ぐ方法として勧められています。逆剃りが習慣になっていないか、チェックしてみてくださいね。

\ ここをチェック! /

  • 指で触れると粉っぽい、白くカサつく
  • 洗顔後につっぱる
  • 毛穴に白や黒の小さなぶつぶつがある
  • 赤み・かゆみ・ヒリつきがある
  • 最近、化粧品を変えた
  • 顎の下の毛を剃っている
顎の下のザラザラ、状態別に見直すケアまとめ
気になる状態 考えられること まず見直すケア 控えたいこと
粉ふき・つっぱり 乾燥も候補 こすらない洗顔+顎の下までの保湿 ゴシゴシ洗い・洗いすぎ
白や黒の小さなぶつぶつ 面皰の可能性 こすらない洗顔+ノンコメドジェニック表示の保湿アイテム 押し出す・何度も触る
赤み・かゆみ・ヒリつき 化粧品などの刺激も疑って 最近変えたものを振り返って避ける スクラブやピーリングを足す
剃ったあとに気になる 剃り方の影響も 毛流れに沿って剃る 逆剃り

顎の下の洗顔はどうすればいい?こすらない洗い方の手順

顎の下の洗顔は、刺激の少ない洗顔料を指先でなじませ、ぬるま湯ですすぎ、柔らかいタオルで押さえて乾かすのが基本です。

顎の下は、顔の正面に比べて目で確かめにくい場所。だからこそ、手の動きを決めておくと洗い方が安定します。次の手順で、すすぎからタオルまで見直してみてください。

ザラつくからと洗う回数を増やすのは別の話

ザラザラが気になると、つい何度も洗いたくなりますよね。にきび向けのケアでは、洗顔は1日2回が目安とされています。強くこすったり洗いすぎたりすると、炎症や悪化につながるおそれも。ザラつきが残っても回数は増やさず、洗い方をやさしくするほうへ見直しましょう。

ブラシやスポンジより指先がコツ

洗顔ブラシやスポンジ、ゴシゴシ洗いは摩擦のもと。洗顔料は指先でなでるようになじませるのが基本です。タオルも往復させず、肌に当てて押さえるだけにしてみてくださいね。

\ 編集部おすすめ!顎の下のやさしい洗い方 /

  1. ぬるま湯で顔と顎の下をぬらす
  2. 刺激の少ない洗顔料を手に取る
  3. 指先でなでるように顎の下までなじませる
  4. 顎の裏側までぬるま湯ですすぐ
  5. 柔らかいタオルで押さえて水けを取る
  6. 続けて顎の下まで保湿する

保湿アイテムはどう選ぶ?顎の下まで塗るのがコツ

保湿アイテムは、乾燥が気になるなら洗顔後の保湿を顎の下まで広げ、ぶつぶつが出やすいならノンコメドジェニック表示のものを選ぶのが目安です。

保湿は「何を使うか」に加えて「どこまで塗るか」も見直しどころ。顔だけで手を止めず、フェイスラインから顎の下までを塗る範囲に含めましょう。

ぶつぶつが出やすいならノンコメドジェニック表示をチェック

ノンコメドジェニックとは、面皰(コメド)のできにくさに配慮した化粧品であることを示す表示です。にきびができやすい人の基礎化粧品や保湿剤は、この表示のあるものが勧められています。白や黒のぶつぶつが気になる人は、パッケージの表示をチェックしてから選ぶのがコツです。

化粧水だけでカサつくなら、重ねるアイテムを見直して

洗顔後に化粧水だけを使っていて、顎の下のカサつきや粉ふきが残るなら、乳液かクリームを足すのが選択肢です。軽い乳液でも乾燥が続く場合は、クリームへの置き換えを検討してみて。クリームでも変わらなければ、洗い方と顎の下まで塗れているかを再チェックし、それでも続くなら皮膚科へ相談しましょう。

いきなり全部をそろえる必要はありません。今のケアに1品ずつ足して、粉ふきやつっぱりの変化を見比べてみてくださいね。ぶつぶつが出やすい人は、足すアイテムもノンコメドジェニック表示のものから選びましょう。

塗るときもこすらない

保湿アイテムは手のひらに広げてから、顎の下に当てるようになじませます。強く引き上げたり、何度も往復させたりするのは摩擦のもと。新しいアイテムを使い始めて赤みやかゆみが出たら、使用をストップして原因を振り返りましょう。

顎の下の保湿アイテム、迷ったときの選び方まとめ
今の状態 選び方の目安 次に見直すこと
化粧水だけでカサつきが残る 乳液かクリームを1品足してみて 乳液で乾燥が続くならクリームへ置き換え。クリームでも続くなら洗い方と塗る範囲を再チェック
白や黒のぶつぶつが出やすい ノンコメドジェニック表示の保湿アイテムに ぶつぶつが赤く腫れて増えるなら皮膚科へ
新しいアイテムで赤み・かゆみ いったん使用をストップ 続く・繰り返すなら皮膚科へ
クリームまで使っても乾燥が変わらない 洗い方と顎の下まで塗れているかを再チェック それでも続くなら皮膚科に相談

スクラブやピーリングで取ってもいい?削る前の注意点

顎の下のザラザラだけを理由に、スクラブやピーリングを足すのはおすすめしません。まずは洗い方と保湿、刺激の見直しを優先しましょう。

角質ケアとは、肌表面の古い角質を取り除くお手入れのこと。スクラブのようにこすって取る方法と、成分の働きを使う方法があります。どちらも、肌によっては乾燥や刺激につながることがあります。

乾燥肌・敏感肌・ぶつぶつ肌は特に慎重に

乾燥肌や敏感肌、にきびができやすい肌では、スクラブなどのこすって取る角質ケアが刺激になることがあります。粉ふきや赤みがある顎の下を削るのは、ケアの方向が逆。赤み・かゆみがある人は、角質ケアを足さないのが基本です。

レチノイドなどを使っているなら重ねないで

レチノイドとは、ビタミンAの仲間の成分をまとめた呼び方です。レチノイドなどを使っている間に角質ケアを重ねると、乾燥などが悪化することがあります。顎の下にも塗っているなら、角質ケアは控えて保湿を優先しましょう。

皮膚科で処方された塗り薬を使っている場合は、ほかのケアを足す前に処方元にチェックしてもらうと安心です。

押し出す・何度も触るのはストップ

白や黒のぶつぶつを、爪や器具で押し出したくなる気持ちはわかります。でも、にきびは潰したり触ったりしないことが基本です。考えごとのときに顎を触る癖があるなら、そこから見直してみてくださいね。

皮膚科に相談したほうがいいのはどんなとき?

洗い方と保湿を見直しても乾燥が続く、赤みやかゆみが続く・繰り返す、ぶつぶつが赤く腫れて増える場合は、皮膚科に相談するのが目安です。

セルフケアで見直せるのは、洗い方、保湿、刺激の3つが中心です。炎症が進んだにきびは、強い炎症のあとに痕が残ることもあります。自己流で取り除こうとせず、早めに相談しましょう。

急な悪化、液が出る、痛みが増す、発熱や寒気がある場合は、感染などの可能性もあるため早めに医療機関へ。受診のときは、使っている化粧品や剃毛の有無、いつから気になるかをメモしておくと伝えやすくなります。

\ ここをチェック!皮膚科に相談したいサイン /

  • 洗い方と保湿を見直しても乾燥が続く
  • 赤み・かゆみが続く、繰り返す、強い
  • 赤いぶつぶつが増える、膿を持つ
  • ぶつぶつが硬く大きくなる
  • 急に悪化する、液が出る、痛みが増す
  • 発熱や寒気を伴う

まとめ|削る前に見分けて、こすらず洗って顎の下まで保湿

顎の下のザラザラは、削る前に乾燥・ぶつぶつ・赤みを見分け、こすらない洗顔と顎の下までの保湿から始めるのが基本です。

  • まずは粉ふき・ぶつぶつ・赤みの有無をチェックし、角栓と決めつけない
  • 洗顔は回数を増やさず、指先・ぬるま湯・押さえ拭きのこすらない洗い方へ
  • 保湿は顎の下まで塗る。化粧水だけでカサつくなら乳液かクリームを1品足し、乳液で続くならクリームへ。ぶつぶつが出やすいならノンコメドジェニック表示を目安に
  • ザラつきだけを理由にスクラブやピーリングを足さず、まず洗顔と保湿を見直す。ぶつぶつは押し出さず、赤みやかゆみがあれば最近変えたものを避ける
  • 見直しても乾燥や赤みが続く、ぶつぶつが腫れて増えるなら皮膚科へ相談

よくある質問

顎の下のザラザラは角栓と決めつけず、洗顔回数を増やさずにこすらない洗い方と保湿で整えるのが基本です。迷いやすい点をQ&Aで整理しました。

Q. 顎の下のザラザラは角栓ですか?

A. 触った感触だけでは角栓とは決められません。乾燥でもざらつきや粉ふきが出ますし、白や黒の小さなぶつぶつなら面皰のこともあります。見た目と赤みの有無をチェックしてケアを選びましょう。

Q. 顎の下がザラザラするとき、洗顔回数は増やしたほうがいいですか?

A. 回数を増やすより、こすらない洗い方へ変えるのが先です。にきび向けの目安は1日2回で、強くこすったり洗いすぎたりすると悪化につながります。指先で洗い、タオルは押さえるように使いましょう。

Q. 顎の下のザラザラにスクラブを使ってもいいですか?

A. ザラつきだけを理由に足すのはおすすめしません。乾燥肌や敏感肌、にきびができやすい肌では、こすって取る角質ケアが刺激になることがあります。まず洗い方と保湿を見直しましょう。

Q. 顎の下の白いぶつぶつは押し出してもいいですか?

A. 押し出したり、何度も触ったりするのは避けましょう。にきびは潰したり触ったりしないことが基本です。赤く腫れる、膿を持つ、硬く大きくなる場合は皮膚科に相談してください。

Q. 顎の下のザラザラで皮膚科に行く目安は?

A. 洗い方と保湿を見直しても乾燥が続く、赤みやかゆみが続く・繰り返す場合が相談の目安です。急に悪化する、液が出る、痛みが増す、発熱がある場合は早めに受診してください。

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編集長 ミホ

美容系メディアの編集・ライティングに12年以上携わったのち「30代からのスキンケア研究所」の立ち上げに参加し編集長に就任。 20代までは気にならなかった「夕方のくすみ」「目元・口元の乾燥小ジワ」「頬のシミ」に30代半ばで直面し、従来の保湿ケアだけでは追いつかない年齢肌の壁を痛感。そこから皮膚科学や化粧品成分(医薬部外品の有効成分、セラミド、ナイアシンアミド、レチノール等)の知識を体系的に学び、市販のエイジングケア製品の比較テストを開始。日本化粧品検定 1級。 コスメコンシェルジュ。

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